鏡の法則を利用して、あらゆる願望を確実に引き寄せる!

「鏡の法則」と題された書籍が2006年に出版されました。
心理カウンセラーでメンタルマネジメントの講師である野口嘉則氏の著作で、多くの人の共感を得てミリオンセラーとなり、2017年には「完全版」が刊行となっています。

この本の内容は、「人生とは自分の心を映し出す“鏡”である」というもの。
人がそれぞれに行なったことは、「結果」として、その人の人生に反映されていきます。

しかし、そんな現象を無意識に受け止め、日々の忙しさに紛れて検証も反省もしないまま過ごしている人も少なくないのではないでしょうか。鏡に映し出されているのはたしかに、あなた自身の姿。その「像」が出来上がるまでには、数々の要因があります。気に入らなかったとしても、その「像」を即座に変えることはできないし、鏡から目をそらしてみても問題は何も解決しません。今後の人生をよりよいものにしていくためにはまず、今の自分自身がどのように出来上がってきたのかを冷静に見つめることが大切なのです。
人が生きていく上で、他社との関係をうまく結ぶことは重要な課題と言えます。しかし、多くの人が実感していると思いますが、人間関係とはほんとうに難しいもの。人生は人それぞれ。どんな家に生まれ、どんな家庭環境で育ち、親やきょうだいとの関係がどんなものだったかも、他人同士のAさんとBさんではまったく違います。ところが、例えばAさんとBさんが結婚したとすると、2人は家庭のありかたというものを、ともすれば「自分がどうだったか」という形に押し込めようとしてしまいます。そうやって自我を通そうとすることで互いにズレが生じ、違和感につながり、果ては諍いの原因になったりします。
人と自分が違うのは当たり前。そこで盲目的に相手に合わせるのではなく、まずは自分が育った家庭環境を見つめ直し、心理的に分析したり、整理したり、さらには組み直したりしてみることが重要です。今の自分がどのようにして出来上がったのかを、その作業によって知ることができれば、おのずと人生の多様性にも気づいていけるでしょう。
朝起きてから夜寝るまで、鏡を一度も見ないという人は少ないと思います。自分はどういう姿をしているのか、他人からどんなふうに見られているのか。現代ほどくっきりと映るものではなかったはずですが、大昔にも鏡は存在していました。自分自身を「知りたい」という切なる思いは、今も昔も変わらないのかもしれません。