スピリチュアル

宿命は変えられないが、運命は変えられる。

宿命と運命の違い

生まれながらに定められた、個々のたましいの資質や人生の条件のことです。生まれた国や、性別、出生時間、ご両親など家庭環境がそれにあたります。変更することはできません。

また、運命とは、自分の努力や考え方によって変わっていくものです。例えばどんな人と出会って、何に影響を受けて、どんな人生を選択していくのか。変更することが可能な事柄です。

運命の不思議

例えば、あなたがお金持ちの事業家の家に生まれたとします。それは宿命にあたります。
しかし、その事業を継ぐのか継がないのかは運命が導くこと。いろんな人の影響を受けて、事業を継ぐ決意が出来るかもしれないし、もしかすると逆に後ろ向きになるかもしれない。
後ろ向きになったとしても、家族からのお願いで、継ぐ可能性だってある。結果としてそれも運命ですね。

また、お金持ちの家に生まれたのは宿命。しかしお金の使い方が分からず、資産を飛ばしてしまった。そうなってしまうのは、あなたの運命。

霊視占いをしているものですが、運命は変わると思っています。
その方を霊視すると、いろんな道が見えます。
その選択をしたときの道、それから、しなかったときの道。
宿命は変えられないけれど、運命は変えられる。
それも小さな選択一つで変わるものだと信じています。
霊視占い師 Asami

宿命をベースにして、運命を築き上げていく。持って生まれた宿命が複雑な方は、思い描く理想の運命をたどるのに、回り道をしたり困難が待ち受けていたりもします。宿命が複雑な方は過去生の影響など、人生の課題を背負っているのです。しかし、少なからず誰しも背負っている人生の課題。それをクリアしていくのもまた人生なのです。

また、人間は人生の前半においては過去生(前世)を、気付かずに引きずることが多々あるようです。たとえば、前世において自殺をした人間は、新しい生においても、しばらくの間はその鬱々とした感覚を持ち続け、「自殺したい」という願望に心を支配されがちになる・・と言われています。たとえば、「絶対に自殺をしてはいけない」と言われている理由はこんなところにあるのですね。来世まで人間としての「課題」を持ち越してしまうことになるからです。その「課題」を「カルマ(業)」と呼びます。

同じく「因縁」という言葉があります。「因(原因)」があるから「縁(結果)」がついてくる、ということです。仏教では、自分が前世にしたことの報い(善悪の)が、今生にもれなく反映する、と言われています。過去生において、それが善でも悪でも、他人にしたことは、今生で必ず自分に返ってきます。それも「カルマ」と言えるでしょう。

人間の本質は「輪廻転生」を繰り返す魂・・。新しい生を循環していく中で、次々とあなたに降りかかる「課題」をクリアしていく必要があるのです。人間の魂の「最終目標」は、余計なものを何物も纏わない、純粋な美しい魂になることと言われています。人生とはそのための「修行」のようなものなのです。悪い「カルマ」を解消するためにも、いわゆる「善行(良い行い)」が必要になります。

「善行」とは、「ボランティア」と言い換えることもできます。

しかし、このとき大切なのは、いかにも「親切をしてやった」と言わんばかりの行いは、本当の「善行」ではない、ということです。

大事なのは「美しい気持ち」です。他人からの報いや、社会的対価を求めない態度・・。そのような心で「善行」を励行することが大事です。「善行」そのものよりも、むしろその「綺麗な心」で、全ての行動を行っていくこと・・これがすなわち本当の「善行」を積むこと、と言えるでしょう。

冒頭で「宿命とは変えられないものだ」と申し上げましたが、それに付随する「運命」は変えていくことが出来ます。「善行」を積みながら、生きていくことで、過去生に積んでしまったカルマ(業)を解消し、新しい「縁」を自ら次々と作っていくことになるからです。