スピリチュアル

魔女狩りとは?スピリチュアル好きとの関係。

魔女狩りについて

アメリカのイングランド地方、サチューセッツ州セイラム村。現在はダンバースと言います。そこで、1692年から行われたのが、セイラム魔女裁判。そう、ヨーロッパの歴史にも有名な、あの魔女狩りです。小さく貧しい農村だったセイラム村。厳格なキリスト教徒が多く、神の教えを忠実に守るこの土地では、「魔女が存在する場所は、人々に貧困と不幸をもたらす!疫病や、天災、農作物の不作はすべて魔女のせいだ!」と言われていたのです。

そんな中で、セイラム村で暮らすパリス牧師の家では、9歳の娘と11歳の姪が、パニックを起こしたのです。まったく言葉が通じなくなり動物のように暴れ狂いました。それを診察した医者は「娘さんたちには、邪悪なものがとり憑いているようです。」と診断したのです。たちまち、村の少女たちに同じような症状がみられるようになりました。次々に噂は広がり、村人たちは、「この村には魔女が居るに違いない!」という決断を出したのです。

少女たちに憑りついて、苦しめているのはいったい誰?問い詰めたところ、3人の村人の名前が挙げられました。そこで村の役人たちが、逮捕へと踏み切ります。告発された者たちが本当に魔女なのか、確認をするのがセイラム魔女裁判。

物乞いの女性や嫌われ者の老婆、そして一番注目されたのはパリス牧師の家で働く、奴隷のティチュバです。ティチュバはかつて少女たちに、「卵占い」と言われる、グラスに注いだ水の中に、卵を落とし、その形によって未来の旦那様がどんな人かを占う、今でいうおまじないを教えた人物。もちろん他愛のない遊びでしたが、村人たちは「そんな遊びは魔に通じる!」と禁止をしたところだったのです。

ティチュバには、特に厳しい詰問が繰り返されました。ついに、「悪魔の書に署名をしたのか!?(魔女なのか!?)」という質問に対し、彼女はYESと話し出したのです。なぜ、ティチュバはありもしない出来事を語ったのか。それは社会的な地位の低さにより、「上の人々が望む答えを出せば許される」と思ったからです。さらに、「私が悪魔と契約をしたとき、その場には魔女が5人いました。」と答えるティチュパ。

社会的不安の中で暮らすセイラムの人々は、イギリスとフランスの戦争や、伝染病、そうした不安に拍車を建てたのが、開拓者と移住者の間で起こる村人たちの対立です。お互いがお互いを警戒し、それと同時に魔女狩りの激しさも増していきました。

次に少女たちが、魔女として名を挙げたのは、レベッカ・ナースでした。まさか善人のレベッカが、魔女なわけない!と考えた39名の村人は、嘆願書まで出して彼女をかばったくらいです。その中で必死な弁明をするレベッカの身振り手振りを、少女たちが狂ったように真似し始めました。そのことが決め手になり、なんと有罪になってしまったのです。魔女から最も遠いはずのレベッカが、魔女と認定されたことから、セイラム魔女裁判は激しさを増しただけではなく、お互いがお互いを疑い、疑心暗鬼にさせました。それと同時に、少女たちの告発も増えていきます。

魔女だとされたのは、女性だけではありませんでした。大人を陥れようとする少女たちを、強く非難したある1人の男性。この方もまた、少女に告発され魔女だと認定されたのです。

この時期になると、魔女だと告発された方が、別の方を魔女だと告発するような押し付け合いが始まりました。さらに、この時期に、ついにレベッカの処刑が行われ、セイラム魔女裁判は歯止めのきかないものとなっていったのです。

魔女として告発されたある牧師は、処刑寸前に聖書を読み上げました。「魔女が聖書を読めるはずがない!この方は、魔女なんかではない!」と、処刑が一度は取り下げられたものの、「時に魔女は、天使の振りをして私たちを惑わす。」と述べた有力者によって、最終的には刑に掛けられました。州知事が裁判の停止を命令するまで、1年半もの間魔女裁判は行われたのです。

前世は魔女?

前世でその時代やその場所に生まれ、魔女狩りを耳にしたことがある方。そんな方は、スピリチュアルなことにとっても興味がある反面で、「魔女狩り」という言葉を聞いて、心拍数が上がったり、何故かひやひやとする事があるかもしれません。前世で好きだったことや、怖かった経験は、必ず今世に持ち越します。スピリチュアル、占い、アロマ、ヒーリングに携わっている方は、魔女狩りの歴史を覗いてみると、ドキドキする反面で興味深いかもしれませんね。

大人しくしていれば、告発される可能性も低かった。そんなことから、前世で魔女狩りに関わった方は、今世でも大人しく目立たないように人との接触をなるべく避けることが多いとか。上手に相手に合わせて、お付き合いが出来ると言われているんですよ。